コンクリートにヒビの入った汚れた床、気になりませんか?
こちらの記事では、ガレージのコンクリート床を市販のコーティング剤を使用して、きれいに清潔に保つ方法をシェアしています。
・コンクリート床をきれいに塗装したい。
・DIYに挑戦してコストを削減したい。
・家をきれいに維持して資産価値を保ちたい。
そのような方の参考になりますと幸いです。
弊社ガテンアメリカで取り扱っておりますラストオリウムのロックソリッド、そちらの公式動画を翻訳しながらご説明させて頂いております。
こちらの商品でなくともコーティングは可能かと思います。
一つの選択肢と思ってご覧になって頂ければ幸いです。
(もしご購入されるならうちで買ってください、という気持ちで執筆しています汗)
以下の6ステップで完了です。
順を追って具体的にご説明致しますね!
ステップ1
ガレージから荷物を運び出す。
床を塗装する前に、作業スペースを確保しましょう。
ステップ2以降で、水を使ったり乾燥させたり、といった工程がありますので、
天気予報を参考に天候の安定したタイミングで行うと良いと思います。
外に出した道具が濡れないために、ビニールシートなどのご利用も検討下さい。
ステップ2
床をきれいに掃除する。
荷物を運び出した後は、床のお掃除です。
荷物の間に溜まった枯葉や埃をガレージから掃き出しましょう。
床にこびりついた汚れには、ワイヤーブラシの使用が便利です。
大きな汚れを剝ぎ取ったら、もう一度ほうきで掃き取ります。
ほうきやワイヤーブラシで物理的に掃除をしたら、次は化学薬品を使ってお掃除します。
こちらで使用しているのはラストオレウムのクリーナー&ディグリーザーです。
ディグリーザー(degreaser)とは油用の洗浄剤のことです。
油汚れを落として床面をきれいにしてくれます。
使用方法は簡単です。
この溶剤をそのまま使用してもOKですし、
溶剤を水と1:1の比率で希釈してもOKです。
床面の汚れ具合によって溶剤の濃度を調整して下さい。
20分ほどで汚れが落ちてきます。
待っている間に床が渇いてこないように、
ホースで水を撒いて(霧状で大丈夫です)床面を濡れた状態に維持しましょう。
20分経ったら、
ホースとデッキブラシを使って汚れを磨き落としましょう。
掃除が終わったら、
ホースとドライワイパーを使ってガレージの外側に汚水を押し出します。
キレイになりましたね!
ステップ3
塗装が剥げたところにエッチング。
表面が剥げたところに汚れがしみ込んでいると、塗装が上手く乗りません。
表面の一部を酸やアルカリを使って削りとり、塗装の下準備をします。この方法をエッチングと呼びます。
エッチングをすることで、コーティング剤とコンクリートを、より強固に密着させることができます。
こういった場所にエッチングを施します。
ロックソリッドにはエッチング剤も入っているので、こちらを使用しています。
2ガロン(7.57リットル)の水と混ぜ合わせましょう。
該当する箇所にエッチング剤を加えてデッキブラシで磨く。
この工程を3回ほど繰り返します。
床の汚れが溶けて少し薄くなったのが分かりますでしょうか?
これはエッチングか効いている証拠です。
最後はまたホースで洗い流してガレージから汚水を押し出します。
この工程が終わったら24時間待ちましょう。
ステップ4
ヒビが入った箇所を補修する。
このようにクラックが入った場所があります。
キレイに仕上げるために、コーティング剤を塗る前にひび割れを補修しましょう。
こちらもラストオレウムのコンクリートパッチ&リペアという商品を使用しています。
A剤とB剤に分かれているので、適量を取って混ぜ合わせます。
ダンボールの上で作業すると、作業後に簡単に捨てれるのでお勧めです。
ひび割れた箇所に塗りこめて、高さが均一になるようにへらで伸ばしましょう。
補修が終わったら、
乾燥するまで8時間待ちます。
ステップ5
塗装の下地プライマーを塗る。
こちらの動画で登場するのは、ラストオレウムのリコートプライマーです。
プライマーとは塗装する前に、塗装がきれいに乗るために塗る下地のようなものです。
ペンキを壁に塗るときもプライマーを使用します。
例えば、黒色が塗られた壁に、ベージュ色を新しく塗るとしましょう。
プライマーを使用せず直接塗ると、ベージュ色が下地の黒色の影響を受けて色味が変化してしまいます。
(これは私の個人的な失敗談です笑)
固まっている時があるので、開ける前によく振るか、木べらを使って混ぜ合わせます。
(ペンキなどこの形状の缶は同様ですね!)
壁際は塗り辛いので、刷毛を使って予め塗っておきましょう。
壁際の塗り終わったら、ローラーを使って内側を塗っていきます。
「M」や「W」の文字を描くように意識するときれいに塗れて良いようです。
キレイにプライマーの塗装が終わりました。
この状態で6時間待ちましょう。
ステップ6
コーティング剤を塗る。
下準備が終わり、いよいよコーティング剤の登場です。
こちらで使用しているのはラストオレウムのロックソリッドです。
ロックソリッドはポリキュラミン塗料を使用しています。
ポリキュラミン塗料はエポキシ塗料の20倍の強度があるのでお勧めです。
(ラストオレウムにはエポキシ塗料を使用した商品もあります。ページ下部の動画で紹介しています。)
コーティング剤の他に、
床面に模様をつけるフレークもセットに含まれているので便利ですね。
コーティング剤は使用前によく振ってください。
ポリキュラミン塗料は、
A剤とB剤の2つのパートに分かれています。
(ちょうど枕くらいのサイズです)
A剤とB剤を仕切っているシールが内部にありますが、
片側から押し出すとシールが剥がれ2剤が混合されます。
ここでもまた2-3分ほどよく振って混ぜ合わせましょう。
ハサミで袋の端を切って、少しずつ使用します。
こちらも壁際はやり辛いので刷毛で最初に塗ってしまいましょう。
壁際を塗ったら内側をM字W字を意識して塗る。
(プライマーと同じですね)
ここでフレークの登場です。
少し高い位置から豪快に蒔きましょう。
個人的な感想ですが、
・壁際を塗る
・内側を塗る
・フレークを撒く
という順に、正方形に進めていくといいかなと思いました。
段々と進んできましたね!
最後は、入り口付近の塗装です。
こちらはガレージの外側から塗ると簡単です。
刷毛で繊細そうな場所を予め塗って、ローラーで大きく塗っていきましょう。
8-10時間待ったら完成です!
動画でも勧めていましたが、
この後にトップコートを施すとより強度がアップします。
参考になりますと幸いです。
さて、
以上6ステップで完成です!
使用前と使用後を比べると差は一目瞭然ですね!
今回ご紹介したロックソリッドですが、弱点もございます。
それは、紫外線に弱いということです。
これはポリキュラミン塗料だけではなくて、エポキシ塗料も同様です。
紫外線が当たると変色してしまいます。
屋内でご使用ください。
今回動画の中で使用したのは、ロックソリッドのグレイハイグロスです。
1カーガレージと、2.5カーガレージの二種類がございます。
今回は2.5カーガレージです。
この記事の中でご紹介した、下記商品はすべて取り扱いが可能です。
・ロックソリッドグレイハイグロス (床用のコーティング剤)
・クリーナー&ディグリーザー(油汚れの洗浄)
・コンクリートパッチ&リペア(ひび割れの補修)
・リコートプライマー(フロアコーティングの前の下地)
ご希望の商品がございましたらお申しつけ下さいませ。
また、業者様にまとめ買い割引も行っております。
弊社は在米に2拠点ある貿易会社で、現地日本人スタッフが運営しております。
アメリカからお客様のご自宅まで直送しますので、他店よりお安くお求め可能です。
こちらよりお気軽にご相談ください。
今回ご紹介した内容を動画でご覧になりたい方は、こちらよりご覧いただけます。
日本語字幕を付けることができます。
ご自宅のガレージの修繕に、お役立て下さいますと幸いです。
こちらは同じラストオレウムのエポキシ塗料を紹介した動画です。
とても分かりやすく紹介されていました。
参考になりますと嬉しいです。
【姉妹店のご紹介】
最後に姉妹店の紹介をさせて下さい。
ガテンアメリカではアメリカのホームセンター系商品を扱い、建材や工具などを取り扱っていきますが、
USAダイレクトではその他の商品のご要望も承っております。
アメリカから取り寄せたい商品があるときは、USAダイレクトへお気軽にご相談ください。